節約生活で大きな割合を占めるのが「食費」。
「食費を制する者は節約を制す」といいたいくらい「食費を減らすことは」重要です。
では、具体的にどうしたら食費をおさえることができるのでしょうか。
今回は「食費を減らす究極の方法」を探ってみました。
ズバリ、結論から申しますと、食費を減らす究極の方法は、胃袋を小さくすることです。
小食を習慣づけ、胃袋を小さくして、暴飲暴食ができないようにしてしまう、これが食費を減らすには最も効果的な方法だと気づきました。
胃袋を小さくする方法
では、胃袋を小さくするための具体的な方法をお伝えしますね。
外食する際には、ライスは必ず小盛、できれば玄米にしてもらう。
ライスは、大盛りはもっての他ですが、普通盛りは避けるべきです。必ず小盛りにしてもらうようにしましょう。
お店にもよるでしょうけれど、玄米が選べる店ならば、玄米を選択するべきです。白米よりも栄養価が高く、カロリーは少ないからです。
自炊する際には、ご飯は一食で100グラムしか食べない。
私の場合は炊いてしまうとご飯を食べすぎるので、小分けタイプ(1食分が100グラム)のレトルトご飯にしています。
食事の前半に大量の野菜を食べる。
お腹がいっぱいにならない、満腹感がない時は、どうしてもご飯を食べたくなりますよね。
私の場合、ある時、野菜を中心にした食事に変えました。その時に感じたのは、野菜を大量に食べると、ご飯はそんなにたくさんは食べられないということ。
食事の前半に、野菜をバクバク食べれば、食事の絶対量は減らせるのですね。
ゆっくり食べ、少し物足りないくらいでやめ、食欲がおさまるのを待つ。
なかなか難しいのですが、いつも「少し物足りないな」くらいで食べるのをやめておくべきです。
そうすれば、胃袋は自然に小さくなります。
早飯食い、いわゆる食べるスピードが速いと、満腹感が得られにくいので、たくさん食べてしまいます。古くから「早飯の大食い」といわれますが、その通りなのですね。
食事はゆっくり摂るようにすると、食べる量は減らせますし、増えません。
また、もう少し食べたいと感じていても、15分くらい経つと食欲は自然とおさまるものらしいのです。
空腹感は、お茶を飲むだけでも、おさまるものです。
ご飯をもう少し食べたいなあと思ったら、お茶を飲みましょう。
しばらく経てば食欲はしずまり、もう食べたくなくなりますから。
要するに、勢いにまかせて、短時間で食事をしないこと。
ゆっくり食べ、少し物足りないくらいでやめ、お茶を飲みながら食欲がおさまり、消えるのを確認する……そういう流れの食事を習慣づけると良いでしょう。
胃袋が小さくなれば食費は減る。
このように書いてきた私自身は、大食漢(大飯食い)で「早飯」でした。
典型的な「早飯の大食い」だったのです。
食べることは今も大好きです。
でも、たくさん食べることが歓びなのではなく、食事をゆっくり楽しむ方が良いことに気づきました。
若くもないし、動き回る仕事はしていないので、たくさん食べる必要性はありません。
胃袋が小さくて問題ないし、いえ、若い時よりも、確実に胃袋を小さくしてゆかないと健康は維持できないのです。
これからは、食費を減らして節約するためだけでなく、暮らしをシンプルに楽しむために、胃袋をより小さくしてゆきたいと思っています。
まだまだ、胃袋が大きすぎるので……。