ミニマリスト生活とは「余計な物を持たない暮らし」を指します。
ということは、お金をあまり使わない、いわゆる「節約生活」を想像される人が多いのではないでしょうか?
ミニマリストにもいろんなタイプがあるでしょうけれども、月に使う金額はけっこう大きいのではないかと想像しています。
私の場合はというと、本当に余計な物は何ひとつ持っていませんし、賃貸住宅は5万円以下のところに住んでいますが、月の出費は意外と多いのです。
その理由は?
私が選んだのは、好きなことにはお金を惜しまないミニマリスト。
以前、かなりストイックな節約生活を送っていました。
しかし、私の性格が節約には向いていないことに気づき、その後は、無理に節約しない暮らしを送っています。
ストレスは精神も肉体も蝕むので、絶対に避けなければなりません。
私が選んだミニマリスト生活は、ストレスをためない暮らしです。
ストレスをためないためには、お金はある程度は使う必要があるのです。
お金を節約することばかりに気を取られていますと、人とひんぱんには会えないし、仕事の幅も狭くなるし、行動も限定されますし、旅行にも行けない……要するに、人生がつまらなくなってしまうのです。
ですから、私は決して経済的に裕福ではないけれども、好きなことには惜しみなくお金を使うようにしています。
たった一度の人生ですから、悔いだけは残したくありません。
将来は、長い旅に出たいので、貯金もしなくれはならないので、仕事は相当にハードです。
働いても、働いても、なかなかお金は貯まりませんが(苦笑)、悔いのないところにお金を使っているので、今の生活には満足しています。
現状に満足という意味ではなく、将来の夢があるので、それに向かって頑張れているので、満足なのです。
ミニマリストの3条件は「ゆとり」「誇り」「夢」です。
ミニマリストとして豊かに暮らすには、ゆとりと誇りと夢が必要だと私は思っています。
私は大金持ちになりたいという気持ちはありません。
しかし、自分が好きなこと、ここに次ぎ込みたいというところには、惜しみなくお金を使いたいのです。
結局のところ、現状は極めて質素な暮らしになっていますが、好きに生きているという点において、プライドは持っています。
また、「金は天下の回り物」だと思っているので、精神的なゆとりは失っていません。
そして、夢はミニマリストには不可欠です。
何しろ、物を持っていないわけですから、夢は多くなくてはいけません。
私の夢は「旅」です。
膝が悪く、長時間の歩行は難しいのですが、リハビリと筋トレによって改善し、旅立ちに備えたいと思っています。
いずれにせよ、お金が今は足りないので、お金を貯めながら膝を治そうと腹をくくりました。
まとめますと、以下のとおりとなります。
ミニマリストには経済力も必要です。
お金を使いながら、貯めながら、ゆとりと誇りと夢を持ち続けることが、豊かなミニマリスト生活をかなえる条件だと私は思っています。