自宅を断捨離すると決めてから、まだ実行前ですが、生活にいろんな変化が生じて来ました。
生活が究極までコンパクトになるため、要らなくなる物がたくさんあるのですね。
不必要になる物の一つに「固定電話」がありました。
固定電話の電話機本体と回線が不必要に。
「固定電話」を断捨離することで、意外なことに気づいたので、それについてお話しすることにします。
10年以上も使い続けている電話機と、ついにサヨナラする日が訪れる。
今回、固定電話を断捨離するにあたって、気づいたことの一つに「固定電話の時代は終わった」ということ。
ガラケーが1990年代から普及し、2010年頃からはスマホが急激に広まり、もう固定電話の必要性はほとんどないと言えるでしょう。
事務所を持ってビジネスをする場合なら固定電話は要るでしょうけれど、固定電話を引いていないと社会的に信用されない、ということはほぼなくなりましたね。
以下が、10年以上も私が使い続けてきた電話機です。
パソコンで電子メールを使うようになって、FAXが要らなくなりました。
そのため、私が今使っているのは、電話機だけのタイプです。
以前には子機もついていましたが、故障したので、本体だけでまかなってきました。
そして、ここ数年間はほとんど使わなくなってしまったのです。
固定電話を使わなくなった理由は、スマホに「かけ放題プラン」ができ、それに加入したからです。
電話しても料金が同じならば、スマホでかけますよね。
というわけで、固定電話の断捨離を決めた時、固定電話は時代に隅に追いやられ、時代のまん真ん中に「スマホ」がいるのだなぁと感じ入った次第です。
実は、心情的にはスマホの方が厄介なので、これこそ断捨離したいのですが、なかなかできません。
固定電話の断捨離で気づいた意外なこととは?
スマホの時代になったからとか、LINEの方が気軽にコミュニケーションできるから、という理由はもちろん理解できます。
でも、実は、固定電話の断捨離によって気づいてハッとしたのは、実は以下のことでした。
「これからの時代は対面による会話がコミュニケーションの中心になるべきだ」
面と向かって、できれば一対一でじっくりと話し合う、そういう機会を作るようにしないと、本当のコミュニケーションはできないのではないでしょうか。
だから、その意味では、固定電話でもコミュニケーションの道具としては便利過ぎたとも言えるでしょう。
不便きわまりない(手っ取り早く片付かない)、本当のことと真正面から向き合わないと一歩も進まない(ごまかしがきかない)真剣な対話の場が必要だと思うのです。
また、そうした修羅場に耐えられる心を養うべきだと言ったら時代錯誤に過ぎるでしょうか。
ただ、今後私に、そうした濃密な対話の機会が訪れるかどうかは不明ですが、ただ、そうした濃厚なコミュニケーションが大事だと痛感した次第です。
その時、思わず、微苦笑をもらしてしまいました。
LINEでのコミュニケーションについてゆけないだけでなく、固定電話ですら便利すぎると感じてしまう、時代遅れの自分を見つけて、呆れかえってしまったのです。