ここ数年を振り返りますと、ミニマリストを目指して断捨離に次ぐ断捨離。自分の生活をスリム化してきました。
おかげさまで、現在は、余計な物をいっさい持たないミニマリスト生活を送っています。
今回は、私のような掃除も片付けも苦手で、汚部屋生活にどっぷりつかっていた者が、どのようにして、断捨離を卒業し、ミニマリストになれかたについて、お伝えしましょう。
豊かなミニマリスト生活を実現するための5つのステップ。
物を捨ているという苦悩に満ちた断捨離を完全に卒業。
今は無理することなく、つまり全く断捨離しないでも、ごく自然な形で、まるでミニマリストというライフスタイルが空気であるかのように、ミニマリスト生活になじんでいるのです。
でも、一つ間違うと、ここまでは来れなかったと思います。
今からお話しするのは、白洲三四郎オリジナルの方法です。
私は、真に豊かなミニマリストになるためには、以下の5つのステップが必要だと信じています。
ステップ1 覚悟を決める。
理想の暮らしを思い描き、そのイメージの実現を真剣に目指す。
この時に「引っ越し日」を設定すると、覚悟を決めやすい。
ステップ2 限界まで断捨離する。
一つ残らず捨ているという発想が、断捨離を変えます。
物を限界まで捨ててゆく。これがないと生きていけないという物だけを残す。
ステップ3 引っ越しする。
この引っ越しが非常に大事。引っ越さないかぎり、生活の革命は完成しない。古い習慣を捨て、ミニマリスト生活が普通になるように引っ越しで生活をリセット。
ステップ4 余計な物を買わない。
買うのは基本としては、食材と消耗品だけにする。
ステップ5 理想の再確認。
理想とするライフスタイルを思い描き、その実現を真剣に目指し続ける。
いかがでしょうか? いっぺんに言われても、なかなかわかりにくいかと存じます。
以上ご紹介した5つのステップについては、機会を改めて、具体的に一つひとつお伝えいたします。
断捨離を卒業してミニマリストになることは、スタート地点に過ぎない。
ところで、私は「断捨離」と「ミニマリスト」、この2つの言葉にはかなり前から違和感を覚えていました。
かといって「断捨離」と「ミニマリスト」を否定しているわけではありません。
この2つの言葉は極めて大事だと思っています。
しかし、ここで私が強調したいのは、断捨離の卒業、ミニマリストの実現は、かくまでスタート地点に立ったに過ぎないということ。
断捨離やミニマリストは手段(目標)であって、目的ではありません。
私は「断捨離」や「ミニマリスト」を、自分探し用語だととらえているのです。
これからが本番。
私は成りたかった自分になるために、本当の自分に出逢うために、ミニマリスト生活を続けてまいります。